crowbirdの日記帳

音楽・マンガ中心の ふわっとした感想文とメモです。

BUCK-TICK セルフカバー・アルバム『殺シノ調べ』の感想

インディーズ・アルバム1枚と

初期のオリジナル・アルバム5枚の

中からセレクトされた14曲。

その14曲全てを

BUCK-TICKの皆さんが 自らアレンジした

セルフカバー・アルバムです。

 

曲により カッコよく、美しく、

妖しく、面白くアレンジされていて

原曲とまた違う雰囲気で楽しめます。

 

『ICONOCLASM』

のアレンジがめっちゃ良い!

イントロのテクノっぽい感じが

面白くて大好きです。

歌はキーが低い原曲が好みですが、

アレンジされた曲ではキーの高い歌声の

方が合ってます。

原曲より こっちが良い!と1番思った曲が

ICONOCLASM です。

 

『DO THE "I LOVE YOU"』は

テンポが ちょっと落ち着いて 

妖しい味が出ました。

原曲については 以前、ピエロが現れて

踊りまくっている様が頭に浮かぶと

感想に書きましたが、アレンジ後は

ピエロのダンスも ゆらりと怪しくなり、

かつトリッキーに踊る様が浮かびます。

 

『M・A・D』

1番変化した曲というか、

もはや別物ですね。

打込みのインストゥルメンタル

櫻井さんの声も1つの音になってます。

電子音のリフが めっちゃ好きです!

イメージは

地底世界が舞台のロールプレイングゲーム

でヤバい場面のBGM、、、

そんな感じです。

 

『TABOO』

『HYPER LOVE』

ラストの2曲が良い感じの組曲になっていて【 殺シノ調ベ 】のタイトルに相応しい

終演でした。

『TABOO』は お洒落なレトロ感は

そのままで妖艶さ、色気がアップした

印象です。ちょっとテンポアップ?

『HYPER LOVE』は闇深くなり

バンドサウンドがカッコよくなってて

最高です!ドラムとコーラス好き。