《ビヨンドの正体はネテロ会長では！？》
３２巻から登場するビヨンド＝ネテロは、ネテロ会長の息子ということになってますが、その正体は実はネテロ会長本人ではないか？と僕は予想してます。理由は
- 死者が生き返る可能性が本作にはある。
- 十二支んから見てネテロ会長と生き写しだと思われていること。
- １番都合良く暗黒大陸行きのキップを手にしたのはハンター協会。
です。
《転生した可能性》
キメラ化により、姿形が多少変わるけど人間のときの記憶が残ることが分かっています。精神が強い人ほど、中身はそのままで転生できているようです。ネテロ会長は薔薇を使ってあんなことになったのでキメラ化はできないんじゃないかと思われそうですよね。でも最終決戦の前に、髪の毛とヒゲを切ってます。このときに蟻の細胞も持ち帰っていたかもしれません。薔薇を使った当日にハンター協会の飛行船がキメラの繭を回収したことも気になります。女王蟻の摂食交配以外のケースでキメラ化している人たちがいるので、可能性はあるんじゃないのかな、と思います。
念能力で転生する可能性も考えられます。カミーラのように、ネテロ会長自身に転生能力があるとは思えませんが、他者を転生させる能力者が仲間にいるかもしれません。ネテロ会長は過去に２人の仲間、リンネ＝オードブルと ジグ＝ゾルディックと共に暗黒大陸に上陸してます。リンネ（輪廻）の能力が他者を転生させる能力であってほしいという安直な理由ですが、、、選挙のときのリンネのスピーチに「いや、あなたが生き返らせたじゃん！」てツッコミたいんですよね〜。ジグはナニカ（の先祖？）を連れ帰った（憑いてきた？）と思われますので、ナニカの能力にお願いしたなら確実だと思いますし。その後の十二支んとの交渉の為に、ビーンズも協力したんだと思います。
《暗黒大陸行き絶好の機会》
『ビヨンド＝ネテロ』が実在するなら、ネテロ会長が生きてるうちに直接ケンカ売りそうだし、ネテロ会長も喜んで買うんじゃないかなと思うんです。ビヨンド側からしたらキップ取れるなら、危険度外視で『最速』でしたいはずです。放っといて逝くの待ち切れないと思いますけどね。ネテロ会長が相手なら。
ハンター協会として暗黒大陸に挑戦する場合は今回が最大で唯一のチャンスです。ハンター協会とＶ５の関係が伺えるシーンはキメラアント編から出てきますが、ハンター協会主体で挑戦しようとしても絶対無理だと思います。計画を潰されるどころか協会存続も危ないと思われます。今回のことで、協会側はキップ獲得については『安全』に『最速』でクリアしたことになります。
ネテロ会長は１度他界して敵として転生してハンター達を引っ張っていかないと暗黒大陸に連れて行けないと考えたのではないでしょうか？タブーになっているとはいえ、《未知》に魅せられるのがハンターの根っこにあると思います。
《期待する今後の展開》
どんな念能力が出てくるのか、暗黒大陸の風景、生物、アイテム、想像するだけでワクワクしてます。同じ目的で競争するのも良いんですけど、ビヨンド側も協会側も最終的にはお互い協力して１部のリターンを手にしてほしいなと思ってます。
ジンもパリストンも出し抜いて楽しんでいるのか、或いはジンもパリストンも気づいていてネテロ会長に付き合っているのか、そんな妄想をするのも楽しいですね。十二支んは皆分かりやすいほど会長を慕っていて、ジンとパリストンの２人は例外とされてますが、この２人も会長が好きなんですよね。パリストンは深い闇がありそうですが、感情が表裏一体なら、ジンの事が好きになる可能性もあります。ジンは闇ではありませんが素直じゃありません。この２人の中に入れる器量の人はネテロ会長しかいません。ジンとパリストンの頭脳戦は面白いですが殺し合いはやだなあと思いますので、ネテロ会長を介して２人が面白い関係にならないかなと期待してます。
