crowbirdの日記帳

音楽・マンガ中心の ふわっとした感想文とメモです。

BUCK-TICK楽曲『ゲルニカの夜』の感想

 

BUCK-TICK のアルバム『 No.0 』の

12曲目、『ゲルニカの夜』。

美しいメロディです。

グンンと心に響く曲です。

 

僕は歌入りの音楽が好きですが、

声も楽器の1つと捉えて聴いてる

ようなもので、

歌詞を聞き込んだり、読み込んだり

し始めるのは かなり遅いです。

 

ゲルニカの夜』は違いました。

初耳で櫻井さんの歌声に惹かれてゆく中、

 

幼い子供の願いと

悲痛の叫び    

 

が凄く胸に刺さったからです。

 

こんなに早く歌詞カードに

目をやったのは初めてです。

 

戦争で亡くなった方、苦しんだ方の

心に寄り添えてるかな?と

考えさせられます。

 

詞の世界は、

一貫として幼い子が主人公のようにも

思えましたが、

途中で 兵士や一般の大人の主観で

暗い夜を見てるような気もしました。

 

幼い子が

悪い夢を見て目覚め、

家に帰ってママに会いたいと

思ったところでエンディングです。

 

夢で良かった、、、

でも、僕が思っているような

『夢』と『現実』なんでしょうか?

もしかしたら 幼い子からしたら

こわい戦争が『夜』であり『夢』であり、

ママが先にいってる天国の入口が

『目覚めた今』かもしれません。

 

ママは最初から最後まで

登場してないんですよね。

家に帰ってママに会って、

家族みんなの心が救われますように。